「唐の女帝・則天武后とその時代展ー宮廷の栄華」 2009.01.20更新

用語出所

中国の歴史の中で、唯一の女帝であった則天武后は、唐の国号を周に改めるなど、専横で暴虐的な印象が持たれてきた。しかし、彼女の治世は政治的に安定し、政治・経済・文化・宗教の各方面で優れた業績を残すことにもなった。その唐の都の長安のあった陝西省と洛陽のあった河南省、そして則天武后ゆかりの山西省の3省から、当時の華麗な宮廷文化を物語る資料を紹介する展覧会である。当時の日本があこがれた、唐の文化の粋を、祈り・宮廷生活・則天武后の3部で構成し、好評をえた。

会期／平成11年1月23日（土）～平成11年3月22日（月）
会場／特別展示室1、南蛮美術館室、特別展示室2
主催／神戸市立博物館、NHK神戸放送局、NHKきんきメディアプラン
　　　　 中国陝西省文物事業管理局、河南省文物管理局、山西省文物局
後援／外務省、文化庁、中国大使館、中華人民共和国文化部、中国国家文物局
　　　　 兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会
協賛／中国西北航空公司

関連書籍

★世界服飾史 ★衣服の歴史図鑑 (「知」のビジュアル百科) ★西洋服飾史 図説編 ★国際理解に役立つ民族衣装絵事典―装いの文化をたずねてみよう ★朝鮮王朝の衣装と装身具 ★服装の歴史 (中公文庫) ★文化ファッション大系服飾造形講座〈3〉バッグ ★楊貴妃になりたかった男たち <衣服の妖怪>の文化誌 (講談社選書メチエ) ★被服行動の社会心理学―装う人間のこころと行動 (シリーズ21世紀の社会心理学) ★近代日本の身装文化―「身体と装い」の文化変容