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「中国古代科学技術展覧 中国科学館」1988
2008.08.10更新
| 会場―なら・シレクロード博 中国古代科学館 |
| 昭和63年4月24日（日）～10月23日（日） |
| 主催―近畿日本鉄道株式会社 |
| 提供―中国歴史博物館 |
| 監修 吉田光邦（京都大学名誉教授 |
中国の古代科学技術は，その源流は古く，輝かしい成果をあげ，多くの傑出した科学者，発明家，職人等を生み出してきました。
中国の古代科学技術の成果は，世界の文化の発展に深い影響を与えると同時に，各民族の文化からもその栄養を吸収し，自らを豊かにしてきました。現代の科学技術は，古代では想像もできないほどのめざましい発展をとげています。しかし，その源流を湖ると，このすばらしい進歩も結局は古代の科学技術を基礎として一歩一歩発展してきたものなのです。この意味では，古代の科学技術は依然として，現代の科学技術に影響を与え続けているといえるのではないでしょっか。
中国の古代科学技術は，内容が奥深く，幅も広いので，一度の展覧会でそのすべてを展示するのはむずかしいことです。そこで，今回の展示では，そのうちの天文，農業水利，紡織，建築，陶磁器，車と船にいわゆる四大発明――造紙，印刷術，火薬，羅針盤― を加えた十系列でまとめました。これらの展ホを日本でみなさまにご覧いただき，それを通じて中日両国民の相互の理解と友好をさらに促進できればと願うものです。
中国歴史博物館
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