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「書の至宝-日本と中国2006」 2009.02.21更新

書の至宝-日本と中国2006

用語出所

書は、東洋における漢字文化圏で育まれてきた独特の芸術です。古代中国で生まれた漢字は、伝達という機能のほかに、美という側面をもっています。四世紀に中国で活躍し、今も書聖と崇められる王義之は、その芸術性を一気に高めました。これは、王朝の交代や民族の興亡を超えて脈々と受け継がれ、王義之の書法が尊重される一方で、ときには蘇軾らの革新的な書風が新興するなど、さまざまな書法が展開されました。
日本の書は、漢字の伝来以来、空海を筆頭に中国の強い影響を受けてきました。その後、唐王朝の衰微によりその影響が薄れた平安時代半ばに、小野道風・藤原行成らの和様の書が全盛を迎えました。漢字から日本独自の文字である仮名が誕生し、日本人の美意識を表現した繊細、優美な書風が成立します。鎌倉時代以降も、禅や儒学が中国から最新の書風をともなって伝来すると、日本の書もあらたな展開をみせます。
この展覧会は、中国と日本の書の至宝を集め、書の文化史的な意義と美的な側面を存分に味わっていただこうとするものです。古来、「書は人なり」「心正しければ筆正し」などといわれますが、筆者の人となりを知実に示す書の魅力、さらに中国と日本の書の特色、それぞれの背景にある美意識を感じ取っていただければ幸いです。
本展開催にあたり、貴重な所蔵品を御出品くださいました御所蔵者の方々、御高配を賜わりました関係各位に厚く御礼中し上げます。

会期/2006年1月11日~2月19日
会場/東京国立博物館
主催/東京国立博物館、朝日新聞社、テレビ朝日、上海博物館
後援/外務省、中国大使館、神奈川県教育委員会、埼玉県教育委員会
     千葉県教育委員会、台東区教育委員会
協賛/大日本印刷株式会社

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