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刻符玉壁 2007.07.15更新
新石器時代(良渚文化)
1989年浙江省余杭市安渓出土
玉
直径26.2cm、厚さ1.2cm
浙江省博物館
良渚文化は長江下流域に栄えた新石器時代後期の文化で、さまざま形をした玉器が多数出土することで知られる。なかでも、玉琮、玉壁、玉鉞は良渚文化を代表する玉器で、それぞれが、祭祀、財産、軍事を統帥する権力を象徴するともいわれるが、両面にはそれぞれ異なる図像が刻まれている点で注目される。良渚文化の遺跡では、小高い丘の上に土を三段程度に盛った祭壇跡が見つかっているが、右下図はその祭壇を描いたのだろうか。「完璧」の故事で有名なように、「壁」は後代までその伝統が受けす継がれ、権力の象徴であった。出所:「世界四大文明・中国文明展」
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