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金舎利盒・ 玻璃舎利瓶2007.08.04更新
【和:きんしゃりこう・はりしゃりびん】 |
【中:Jin she li he・Bo li she li ping】
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宋・遼・金・元|金銀・玉器>金舎利盒・ 玻璃舎利瓶
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北宋時代
1969年陝西省西安市第一中学校出土
銀
高さ8.8cm 幅3.6cm 重さ106.4g
西安市文物園林局蔵
舎利箱は鎚鍱技法による金の薄片でできており、蒲鉾形の蓋をもつ。箱の側面に「女弟子揚氏王氏捨葬釈迦仏舎利、願与一切衆生早成仏果」と二十四文字が刻まれている。舎利盒の中にガラスの瓶が入っている。それは半透明で薄青緑色をしており、中央アジア地方から入ってきたイスラムガラス製品でアラブ人たちが薬を入れるのに使ったものである。瓶の中には二粒の小珠があり、一粒は薄い青色のガラス株で、もう一粒はメノウ珠であり、仏舎利のつもりで入れられたらしい。瓶の蓋は上部に蓮華の彫刻がある白玉でできている。出所:『中国の金銀ガラス展』
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