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石跪座人像(人物の石像) 2007.08.07更新
【和:せききざじんぞうくひざまず】 |
【中:Shi gui zuo ren xiang】 |
殷・周時代|石器・ガラス>石跪座人像(人物の石像)
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商晩~西周時代 前14~8世紀
2001年成都市金沙遺跡出土
蛇紋石製
高さ21.5cm、重さ1952g
成都市文物考古研究所蔵
裸体の男が前傾ぎみに正座し、後ろ手に交叉して縄で縛られている姿の石像。出土したときには左の耳の中間部や右後ろ部分の頭髪が破損していた。中央で左右に五分に分けて刈り上げ、後頭部は三つ編みにするという独特な髪型をしている。耳たぶにはイヤリングを下げるための孔が空いている。眼は正面を見据え、口は一文字に閉じている。着色した痕跡があり、唇の部分は赤い。金沙遺跡からは同じ石人像が現在合計12点出土しているが、顔つきは異なっている。金沙以外にも、三星堆で2点、成都市方池街遺跡で1点、同型の石人像が出土している。方池街のものは石灰岩製で、50cmと大きい。本件の材質の蛇紋石は断層常に表出した岩石で、黄色部分が蛇紋石、灰黒部分は磁鉄鉱などで、蛇の紋様に似ている。この石質は風化していてもろいので、身体部分にも裂け目が入っている。出所:「よみがえる四川文明」
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