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羊首杖(羊の首と虎の飾りがついた杖) 2007.08.10更新
【和:ようしゅじょう】 |
【中:Yang shou zhang】 |
春秋戦国|青銅器>羊首杖(羊の首と虎の飾りがついた杖)
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戦国~前漢時代 前5~1世紀
1998年塩源県出土
青銅製
長さ54.1cm、幅13.9cm(本体部分2 cm)、厚さ1.2cm、直径1.3cm
凉山州博物館蔵
杖の最頂部に羊の頭をあしらい、上部と中間部の4カ所には振り返る虎の頭が枝状にとりつけられ、それぞれの上にも1匹ずつ虎がいる。枝状の飾りには下部に穴があり、どこかに取り付けられ飾られていたのかもしれない。杖の表面には四川西部の文化に特徴的な雷紋様があしらわれている。薄さからすると杖というより、権威を象徴する剣として用いられていたとも考えられる。杖の先が羊頭状になっている杖は、雲南省呈貢出土の鼎に見える人物が持っている例がある。杖を持つ者の地位の高さがうかがえる。出所:「よみがえる四川文明」
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