考古用語辞典 A-Words

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双魚文金剔指 2007年09月13日(木)更新

双魚文金剔指

【和:そうぎょもんきんてつし
【中:Shuang yu wen jin ti zhi
宋・遼・金・元>金銀・玉器>双魚文金剔指

西夏 

長7.2cm、重12g
1959年内家古自治区臨河県高油房出土
内蒙古文物を古研究所蔵
金製の携帯用爪の美容具。柄に双魚文を鋳こんだ柱状のもの。 2匹の魚が柄の中程にいて、頭を柄端に向け、左右相対して並び、口をあけ鰭を合わせ、尾は帯状のものを締めている。魚の頭から上は順に、仰蓮、連珠、瓜棱を浮彫りし、 その末端は平たいハート形で文様があり、 その中程には丸い孔をあけて紐を結びつけ、携帯に便利にしてある。魚の尾から下は連珠、覆蓬・仰蓮や瓜稜が浮彫りされる。柄の下方は両面に斜めの刃を付けた爪をほじくるナイフとなっている。出所:『敦煌・西夏王国展』図録

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