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弩 2007年09月27日(木)更新
「いしゆみ」よりも「おおゆみ」と訓ずべきであろう。南方の発明で,戦国奏漢以来流行し,三国にさかんであったが,その後おとろえた。わが国では行われなかった。ピストル式の引金を弓につけて、矢を射ると,ふつうの弓よりも強く,遠く,真っ直ぐに飛ばすことができたという。弩は,矢尻をつがえる牙と懸刀〈ひきがね)と,それらをとりつける郭からなっている。これらを組み合わせて,木製の臂におさめた。
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