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獣首形玉器 2007年09月30日(日)更新
【和:じゅうしゅがたぎょっき】 |
【中:Shou shou xing yu qi】 |
新石器時代|金銀・玉器>獣首形玉器
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新石器時代・紅山文化・前4000~3000年頃
1989年遼寧省建平県牛河梁第2地点1号塚21号墓出土
玉
高10.2cm、幅14.7cm、厚0.4cm
遼寧省文物考古研究所蔵
紅山文化の墓としてはもっとも多い、20個もの玉器を副葬した基からの出土品である。被葬者は成年男性で、本作品は遺体の腹部の上から出土した。
両面とも同じ顔に作られている。耳は大きく、目と鼻は貫通した孔で表わす。目と目の間の皺の表現などに着目すると、作品7の玉龍の顔を正面から見たものと考えてよいだろう。顔の下に突起があり、ここに孔が2つ穿たれている。なんらかの器物の端に取り何けられていたものと考えられる。本作品が遺体の腹部から出土していることからすれば、杖の尖端に付けられていた飾りであったとも考えられる。出所:「中国国宝展」
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