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玉鳥 2007年09月30日(日)更新
新石器時代・紅山文化・前4000~3000年頃
1973年遼寧省阜新県胡頭溝1号墓出土
玉
横幅3.8cm
遠寧省博物館蔵
翼を広げた鳥をかたどった玉器である。体部が短く、耳のようなものが見えることからすると、ミミズクを表わしたものかと思われる。背面に糸を通す孔が穿たれている。衣服に縫いつけたものであろう。
紅山文化の玉器の中に、本作品のような、現実の動物を表わしたものがあるが、みな小型である。紅山文化の人々が、亀や烏を神聖視していたことを物語るが、大きさから考えると、やや格の低い神であったようである。出所:「中国国宝展」
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