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大鼎 2007年10月09日(火)更新
青銅
高122cm、口径83cm、重226kg
1979年陝西省淳化県史家(土+原)村出土
西周時代・前11~10世紀
淳化県文化館蔵
西周時代に知られているもっとも重い青銅器で、226kgある。西周時代の墓から2点の簋とともに出土した。器体には饕餮紋が3つ表わされてもいるが、この饕餮紋は、2匹の龍が頭を中心にして左右対称に向い合うように配置された形とも見える。饕餮紋の下にはそれぞれ小さな牛頭が付けられる。3つの饕餮紋は、上に獣面をもつ把手によって区切られるが、このように器体の横に把手の付く鼎は珍しい。2つの耳には2匹の龍が左右対称に配置され、3本の足の上にはおのおの羊頭が表わされる。この鼎が出土したのは中型の墓であるが、そこからこのような大型の鼎が出土したのは面白い。 出所:「中国国宝展」
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