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鄂君啓節 2007年10月12日(金)更新
【和:がくくんけいせつ】 |
【中:E jun qi jie】 |
春秋戦国|青銅器>鄂君啓節
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青銅、金象嵌
長31cm、幅7.3cm
1957年安徽省寿県丘家花園出土
戦国時代・前4世紀
中国歴史博物館蔵
1957年、安徽省寿県の近くで4点が農民によって発見された。のちにさらに1点が発見されたが、これも元来発見されたものの一部であったと考えられている。竹の形を節の形まで模して青銅で作ったものであるが、それらは文章と節の位置から2種類に分かれ、それぞれ5点を合わせるとちょうど竹のような円筒形になるように作られている。割符として用いられたと考えられる。鄂(武漢附近)の地に領地をもつ啓に対して発行されたものであり、楚の国内において通行税が免除になる商業ルートが、金象嵌の文章により規定されている。2種類とは、舟用のものと車用のものである。戦国時代の楚の国の商業や交通路を考える上で重要な資料である。 出所:「中国国宝展」
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