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透光古鏡歌冊 2007年10月25日(木)更新
【和:とうこうこきょうかさつ】 |
【中:Tou guang gu jing ge ce】 |
宋・遼・金・元|彫刻・書画>透光古鏡歌冊
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鮮于枢
元14世紀
30.5×19.8cm
国立故宮博物院蔵品
鮮于枢(1257~1302)は河北漁陽の人。字は伯幾、号は困学民。中年以後は官を辞して西湖畔の虎林に住み、門を閉ざして俗客と会わず、法書名画、古器物を鑑賞するなどもっぱら文雅を事とした。書は晋唐の行楷、懐素の草書を学んで大成したといい、趙子昂と並び称されている。
これは台北故宮博物院蔵の大字の七言詩冊。行書風の楷書で、用筆は中鋒で力強く、結体は大らかにゆったりと構えている。趙子昂の整斉優美な趣に比し、やや激しい調子の書境を示していると言えよう。出所:「書の歴史」
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