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中秋帖 2007年10月27日(土)更新
王獻之
東晋・四世紀
王獻之(344―388、字は子敬)は王羲之の第七子。父の大王に対して小王と云われ、二王と並称される。羲之は七男一女をもうけたが、最年少の獻之が最も書の天分に恵まれ、父ゆずりの書法に、さらに逸気に富んだ書風を創始し、当時からもてはやされた。中秋帖は清朝内府旧蔵で、三希堂の因をなした名帖である。乾隆帝は真跡本として重視したのだが、やはり唐人の双鉤填墨本である。はなはだしく連綿の妙を発揮しており、父羲之との違いを誇示しているかのようである。出所:「書の歴史」
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