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瘞鶴銘 2007年10月28日(日)更新
梁・ 天監十三年(514)
仙人の騏驥ともいうべき鶴の死を悼み、そのなきがらを瘞め、これを記念すべく刻されたものである。もともと江蘇省丹徒の崖石に刻されたが、落雷のため長江の流れに崩れおち、清の康熙五十一年(1712)陳鵬年がこれを山上に引きあげ、五個に割れていたのを一ツに合わせ、亭を建てて保護した。
その書は円筆で、何となくゆったりした楷書体であるが、ときに隷体をまじえている。王羲之が書いたとか、梁の道士陶弘景が書いたとか、とかく宋代以来喧伝され、特に黄山谷らが深くこの書の影響を受けた。出所:「書の歴史」
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