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賜梁汝嘉勅書 2007年11月01日(木)更新
【和:しりょうじょかちょくしょ】 |
【中:Ci liang ru jia chi】 |
宋・遼・金・元|彫刻・書画>賜梁汝嘉勅書
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宋高宗
南宋・紹興五年(1135)
36.6×56.7cm
宋高宗(1107―1187)は徽宗の第九子、詩は構、南宋朝最初の皇帝である。父ゆずりの洗練された芸術趣味をもち、書画の鑑定能力は徽宗より優ると評され、書技もまた歴代皇帝中卓出した存在であった。初め黄山谷を、中ごろ米元章を、晩年に二王以下晋唐の法書を熱心に学び、南宋書道を決定づけるにいたった。
これは臣下梁汝嘉の誕生日を祝うために賜物をする旨と告げた勅書である。高宗二十九歳時の御筆。 一家を成す前の若書きで、筆をふるわせながら、あるいは叩きつけるように運ぶ力強い筆致に、黄山谷風の筆意を看取ることができる。出所:「書の歴史」
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