考古用語辞典 A-Words

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五牛針糸盒 2007年12月22日(土)更新

銅鴛鴦(おしどり)

【和:ごぎゅうしんしごう
【中:Wu niu zhen si he
春秋戦国|青銅器>五牛針糸盒

春秋晩期
青銅
高31.2cm 重2.48kg
1972年江川県李家山出土
 雲南省博物館所蔵
 針や糸などをいれておく容器。容器本体の上部は円形で,下部はややすぼまっており,底部に至ると隅丸方形となる。底部は平らで,装飾のない四脚がついている。ふたには,とぐろを巻いた蛇の文様,櫛目文が刻まれ,ふたの上には5頭の牛の丸彫り風鋳造品が熔接されている。牛の体格はたくましく,態度は落ち着いている。牛の腹部には,流雲文,編み目文,櫛目文が鋳出されている。
雲南省江川県李家山から出土したこ容器には,竹針,糸を巻く板,糸などの裁縫用具をいれたのである。出所:「雲南博物館青銅器展」

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