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西安出土の北朝石像 2008年01月01日(火)更新
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晋・南北朝|>西安出土の北朝石像
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6世紀
南北朝時代には,仏教が広く中国で流布していたため,石窟を穿ち,龕を彫り,塔を建て仏像を作ることが盛行した。そのため地上に保たれてきた少なからぬ石窟寺等のほかに,地下に埋威されていた仏像もたえず発見されてきたのである。1975年に西安北郊の李家街村で保存の良い一群の白石仏龕像が合計17件も発見された。出土時仏龕像は一対が相対して, きちんと地下に埋蔵されていた。これらの仏像の様式から判断すると,北朝晩期に属する造像にちがいなく, もとは寺院の壁か塔の壁を飾ったもので,北周の武帝が廃仏をおこなったとき,寺僧たちによって意識的に埋戚されたものかもしれない。ここに陳列しているものはそのうちの2点で,彫刻は精巧で,少しも手を抜いていない。出所:「シルクロード文物展」
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