考古用語辞典 A-Words

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三彩台付壺 2008年01月03(木)更新

三彩台付壺

【和:さんさいだいつきつぼ
【中:Dai san cai tai hu
隋・唐・五代|陶磁器>三彩台付壺

618~907年
陶・三彩
通高69.5cm 口径12cm
1959年西安中堡村出土
陝西省博物館蔵
 台付壺は四層にわかれ,蓋,壺,蓮華座,ラッパ形高足台からなる。蓋は五重の塔柱のような形で,頂には橙色の宝珠がつく。壺は口が小さく,鼓腹平底。壺の肩部には藍,黄,赭色釉で構成される花弁文が一周し,腹部には浮彫釉りの獣と象の頭がそれぞれ3個貼られ,黄,橙,藍,緑,白色袖がほどこされている。蓮華座の装飾は一層の仰蓮弁と二層の覆連弁からなり,みな黄,緑,白色の和釉がほどこされている。また高足台にも同様の釉がほどこされている。園足には蓮弁が描かれる。器形は仏塔に似,装飾はすばらしく美しい。出所:「シルクロード文物展」

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