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黒陶高足杯 2008年01月22日(火)更新
【和:こくとうこうそくはい】 |
【中:Hei tao gao zu bei】 |
新石器時代|陶磁器>黒陶高足杯
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新石器時代 大汶口文化晩期
山東省諸城県前寨遺址第62号墓出土
高19.2cm、口径8.6cm
泥質黒色土器[黒陶]で、手で成形し、ゆっくり回転させて仕上げている。口縁は外反し、胴部の下部で内へ折れてすぼまり、細く高い柄がつき、ラッパ形の高台がある。器表は磨かれて光沢があり、柄部は円形の透しと、三角文が刻まれている。この土器杯は大汶口文化の基本的な土器群晩期段階の代表的な器種の1つであり、胎は薄くきめが細かく、漆黒でてらてらと光っており、当時の製陶技術の最高水準を示すものである。 出所:「中国の考古学展-北京大学サックラー考古芸術博物館所蔵」
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