考古用語辞典 A-Words

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黒漆柄刺繍松鶴文宮扇  2008年02月16(土)更新

黒漆柄刺繍松鶴文宮扇

【和:こくしつがらししゅしょうかくもんきゅうせん
【中:Hei qi bing ci xiu song he wen gong shan
明・清|>黒漆柄刺繍松鶴文宮扇

扇面:径26.4cm 柄長14.4cm
 黒漆で仕上げた木製の枠と柄に薄絹をはり、刺繍で松樹、藤、菊花、丹頂鶴をあらわし、池には水草をうかべる。この図案は「松鶴延年」といい長寿を意味している。
刺繍は精巧な両面刺繍で、六種の針法からなっている。その技法はきわめて厳密で、刺繍の極致をしめしている。この官扇は清代末期の作品で、宮廷の后妃たちが使用したものである。出所:北京「故宮博物院展・紫禁城の宮廷芸術」1985-85

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