北宋 10世紀 直径10.2cm 直縁式、平底で、いっさい装飾のない銀製の素文洗である。洗とは小型の「たらい」形の器をさす。打ち出し成形しただけの、たいへん簡素な作りである。銀色はかなりよく残っているが、器の内側は黒化がすすんでいる。現状では口縁に数力所ひびが入っている。出所:『地下宮殿の遺宝中国河北省定州北宋塔基出土文物展』
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