銅製龍首鐎斗       2008年05月02（金）更新

南北朝 6世紀 
長さ30.5cm 
 青銅製の鐎斗である。壷形をしていることから鐎壷とも呼ばれる。もともと、古代以来、炊飯や温酒用の鍋として用いられていた。
壷部には3本の足がつき、さらに平たく長い板状の柄がついている。注口は龍頭があしらわれ、龍口となっている。現在は蓋が失われている。出所：『地下宮殿の遺宝中国河北省定州北宋塔基出土文物展』