考古用語辞典 A-Words

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彩陶盆       2008年05月11日(日)更新

彩陶盆

【和:さいとうはち
【中:Cai tao pen
新石器時代|陶磁器>彩陶盆

淮北平原の新石器時代の彩陶
紀元前約3000年
1963年邳県大墩子出土
高さ18.5cm 口径33.8cm
 食器。粘土質紅陶。白色化粧掛けの施された口縁部には,褐彩の三角文と,紅彩と黒彩による縦縞文様が描かれる。紅色化粧掛けの施された腹部には, 白彩の八角星文が描かれ,更に,その中央部には四角形が描かれている。星文は黒彩で縁取りされ,その間には白彩の縦線が二本引かれている。図案は斬新で,江蘇彩陶の中でも珍しい文様である。出所:『南京博物院展』1981

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