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漆奩 2008年05月13日(火)更新
漢代の画像石と工芸品
紀元前206~西暦220年
1974年盱胎県東陽出土
高さ12.5cm 蓋径20.7cm 底径19.8cm
漆塗りの箱。夾紵胎(麻布を漆で固めたもの)。表面を黒漆で塗り,朱塗で巻雲文,雲気文,双葉文,幾何雲文などを描く。蓋頂には四葉形の銀飾片を張り,周囲には獣形の飾片銀平脱がある。内面は朱漆塗りで,大小様々の小漆盒(ふたもの)が7個収めてある。出土時にはそれぞれに木9梳(くし),木箆(すきぐし),銅刷(はけ)などがはいっていた。小漆盒の外面も黒漆塗りで,朱色の各種文様がある。整った構図,流麗な筆致は漢代漆工芸の逸品である。出所:『南京博物院展』1981
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