東方明珠放送テレビタワー      2008年05月22日（木）更新

 　東方明珠放送テレビタワーは黄浦江のほとりの浦東陸家嘴にあり、外灘の数多くの万国建築物を川を隔てて眺望することができる。塔の高さは468メートルで、アジアーである。東方明珠放送テレビタワーは左右両側の南浦大橋、楊浦大橋とともに、二匹の竜がマリと戯れるようであり、上海の改革・開放のシンボルとなつている。
東方明珠放送テレビタワーは3本の直径9メートルの天を支えるような支柱、宇宙船モジュール、上の球体、下の球体、5つの小さなボール、塔の土台と広場からなる。50人が乗れる2層エレベーターと秒速7メートルの高速エレベーターのおかげで観光客にとつてはいっそう便利になつている。塔内の立体照明システムはすばらしいものがたくさんあって見きれないほどである。まばゆいばかりに美。しい上の球体の観光階の直径は45メートル、高さは263メートルで、上海を眼下に見下ろす最もよい場所である。風が穏やかな日には、遠くを眺望することができ、佘山、崇明島がかすかに視野に入ってきて、晴々とした気持になる。
東方明珠タワーの設計者はイマジネーションに富む形で11の大きさと高低のまちまちな球体を青い空から緑のじゅうたんのような芝生につなぐようにし、2つの大きな球体はまるで2つのルビーのようで、きらきらと光り、透明でまばゆい、タワーのそばの落成したばかりの世界一流の上海国際会議センターの2つの地球の形をした球体と、「大きなボールと小さなボールが玉の盤に落ちる」という詩と絵の境地をかもしだす美しい景観となっている。出所：『ようこそ北京五輪（オリンピック）2008』