考古用語辞典 A-Words

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青城山      2008年05月29日(木)更新

青城山
【和:せいじょうさん
【中:Qing cheng shan
面白テーマ|>青城山

 成都市北西60kmの場所にある青城山は中国の道教の四大名山の1つである。地資も地形も独特で、豊かな植生といい気候に恵まれ、四季とも緑に覆われている。周囲を高い山々に囲まれた城のように見えることから青城山の名があり、「青城天下に幽す」ことを以つて名が広く世界に知れ渡つている。日の出、雲海と「聖燈」は青城山の三大自然景観である。「洞天乳酒」、苦丁茶、道家泡菜(キムチ)、白果燉鶏(銀杏とニワトリの煮込み物)の4種の絶品がある。青城山は中国の道教の四大名山の1つで、「第五洞天」と称されており、道教の創立者の張道陵はかつてここで丹薬を煉つたことがあり、ここに源をもつ道教気功は名が広く知れ渡つている。山門の入口にあたる建福宮から、杜甫に「丹梯」と称された石の段階に沿つてよじ登ると、天日を遮るほど生い茂った樹齢の長い老木の並木に出会う。まさに「苔深き雨降らずに山常に湿なり、林静かなり風無しに暑気自ら清め」と言つたような避暑の勝地である。山上の常道観(道教寺)、天師洞、イチョウの老木、擲筆槽、三皇殿、手詔碑、麻姑池などは、いずれも神秘のベールに包まれたものである。青城山は中国著名な歴史と文化の名山と中国の重点風景名勝区として、歴代にも数多くの政要や文人が訪れ、多くの貴重な題辞を残している。青城山と都江堰は2000年から「世界遺産リスト」に収められている。出所:中国世界遺産「青城山ー都江堰」

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