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魚嘴分水堤-都江堰
2008年05月29日(木)更新
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岷江中流の突き当るところにある。なだれ込んできた岷江はここで外江と内江とにニ分されている。外江は最初の河床をそのまま利用し、内江は灌漑用の水を引き導くのに用いる。内江の河床が低いため、渇水期になると岷江の60%の流量は自然に内江に流れ入り灌漑用水となる。一方、河床の幅が広い外江は、増水期に60%の洪水の排出をうまく分担することができる。もう1つは岷江中流における初めてのカーブに所在する魚嘴というところをうまく利用していることである。流体力学の原理、つまり上層の流れは凹岸に、下層の流れは凸岸に寄せて流れる原理を活用する結果、ほとんどの土砂は外江の河床に流れ込まれるようになつた。川道の上砂堆積の難問はうまく解決されたのである。出所:中国世界遺産「青城山ー都江堰」
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