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凌雲寺
2008年06月04日(水)更新
楽山大仏が位置する凌雲山は、唐宋時期以降、名高い風致区であつた。山は9つの頂を持つため、九峰山と呼ばれる。山には、赤色の峰が聳え、竹林がうつそうと生茂る。山の麓を流れる眠江には、舟が点在しており、果てしない遠い空まで延びている。遠くに聳える緑豊かな峨眉山は、雲に棚引かれながら延々とが連なり、美しい山水画の絵巻に織り成している。仏教が最も隆盛する隋唐時期(584~907)に、凌雲山は寺院が数多く建てられ、線香が盛んに焚かれ、参詣者で賑わつた。現在は、凌雲寺しか残らない。出所:中国世界遺産「峨眉山と楽山大仏」
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