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海通洞
2008年06月05日(木)更新
貴州出身の海通法師は、凌雲山で寺を建て伝法した。古代、凌雲山の麓で合流する3本の川は、流れが急で、船の難破事故が頻繁に起こされていた。洪水にもたらした災難を毎年に見ていた海通法師は、川に臨んで大仏を開鑿して、水難を解消し、波涛を静まる願いを立てた。行脚僧になつた法師は、各処を托鉢して回した。とうとう資金を募集して仏像開鑿の工事を始まった。水難を取り除き、衆生を済度する海通法師を偲ぶために、人々は、大仏開鑿の時、法師が修業していた洞窟を「海師洞」と命名し、さらに海通法師及び大仏造営の功労を記した『凌雲山海師洞記』を洞窟外に刻んだ。洞窟に、高さ2mの海通法師坐像を新しく彫塑した。出所:中国世界遺産「峨眉山と楽山大仏」
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