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王献之「中秋帖」(複製) 2008年06月22日(日)更新
【和:おうけんし「ちゅうしゅうちょう」】 |
【中:Wang xian zhi[Zhong qiu die]】 |
晋・南北朝|彫刻・書画>王献之「中秋帖」(複製)
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三希堂法帖
東晋の大書家王献之の書と伝えられる三行二十二字の書簡である。宋から清に至る名家の収蔵を経て、清の乾隆皇帝が王珣の「伯遠帖」、王義之の「快雪時晴帖」とともに稀なる珍宝として養心殿西暖閣におさめ、鑑賞していた。この帖冊の後ろには明の董其昌、項元汴と乾隆皇帝の題字が入っており、また董邦達、乾隆皇帝、丁観鵬の補図がある。この墨蹟は「戯鴻生」「三希堂」などの法帖にも刻された。現代の鑑定家は紙と書法の時代的風格の特徴から宋代の米芾の臨写本だと推定している。
王献之(344-388年)、字は子敬、小字は官奴、三羲之の末子。中書令の官職につき、後世「大令」と呼ばれた。父羲之の書法と受けつぎ、大胆にこれを革新して、いっそう妍媚流便な書体を創り出し、「神韵持超、天姿独秀」の評があり、三羲之とともに「二王」と呼ばれ、後世の書法に絶大な影響をあたえた。出所:『北京博物院・清朝宮廷文化展』
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