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乾隆帝観画賞古図 2008年06月24日(火)更新
【和:けんりゅうていかんがしょうこず】 |
【中:Qian long di guan hua shang gu tu】 |
明・清|彫刻・書画>乾隆帝観画賞古図
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清
郎世寧画
縦137cm 横62cm 紙本設色
乾隆皇帝が春に、庭園ぞ絵や古玩を観賞しているところをす描く。草木が繁り、小川がさらさらと流れ、皇帝は机に寄りかかって座し、数人の者を侍らせている。乾隆皇帝もまわりの者もみな漢族の服を着ている。左下に「臣郎世寧恭絵」の落款と「臣世寧」「恭画」、の二つの印が、上方には乾隆御璽「太上皇帝之寶」と「乾隆御覧之寶」の二印が押してある。
郎世寧(Giuseppe Castiglone 1688-1766年)はイタリア人で、康熙末年に伝道士として中国に渡り、宮延画家として皇帝に仕えた。人物画、肖像画、花鳥画にすぐれ、画法の本源は西洋であったが、のちに中国画法を学び、両者を融合させた独特の秀品を描き、雍正、乾隆二帝の信任が厚かった。出所:『北京博物院・清朝宮廷文化展』
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