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古璽印 2008年06月26日(木)更新
【和:こきいん】 |
【中:Gu xi yin】 |
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璽印の歴史は二千三百年前の戦国時代に遡る。当時は銅、金、銀、瓦、木、玉、石などを印材とし、形は多くが扁平で、携帯に便利なように上に環がつくか、小さな穴があけられており、この部分に亀や獣などの形をあしらった精巧なものは、のちに「印紐」として芸術的に発展した。
明・清になると浙江産の青田石を用いて戦国・奏・漢の古風に学んで篆書を刻することが始められ、次第に書道芸術の一分野としての案刻が発展するに及んだ。清宮は古璽印の収蔵にも力をいれ、乾隆帝は自ら収集した一二九〇余りの古銅印を整理して印譜をつくらせ、巻頭に御製章歌を付して『金薤留珍』と名付けた。これはのちの印譜作成にはずみをつけることになる。出所:『北京博物院・清朝宮廷文化展』
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