考古用語辞典 A-Words

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緑色銀錠様金龍御墨     2008年06月29日(日)更新

緑色銀錠様金龍御墨
【和:「りょくしょくぎんじょうようきんりゅうぎょすみ
【中:「Lu se ying ding yang jin long yu mo
明・清|彫刻・書画>緑色銀錠様金龍御墨

明 隆慶年間 
長7.8cm 幅5.2cm 厚1.1cm
北京故宮博物院蔵
  くすんだ感じの緑色で、銀錠(銀塊)型。表は雲龍戯珠紋の浮彫りに金を塗り、縁をつけて立体感を強めている。裏は「龍香御墨」の四字を二行に分けて陰文楷書で、その下に「大明隆慶年製」の六字年款を一行、陰文楷書で入れてある。形は明代御墨に特有のもの。明代の色彩墨は現存しているものが割合に多いが、いずれも各種の書体で年款を入れてある。形はいろいろで、のちの集錦墨の先がけである。御墨にはすべて年款が入つているだけで、作者の名は入っていない。官営作坊の製品なのである。質は硬く、媒は純粋で、色墨中の佳品である。出所:『北京博物院・清朝宮廷文化展』

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