考古用語辞典 A-Words

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曹寅 蘭臺精英墨     2008年06月30日(月)更新

曹寅 蘭臺精英墨
【和:「そういんらんだいせいえいぼく
【中:「Cao yin lan tai jing ying mo
明・清|彫刻・書画>曹寅 蘭臺精英墨

清 康熙年間 
長7.1cm 幅1.7cm 厚0.7cm
北京故宮博物院蔵
  長方形の墨の表は「蘭臺精英」の四字で、填金してある。裏の上端には「康熙乙亥」の四字が同じく填金してあり、下には「織造臣曹寅監製」の款が二行にわたって青で人っている。字はいずれも楷書、陰文である。
曹寅(1658-1712年)は江寧織造に官し、又の名を璽子、字は子清、号は茘軒、楝亭、雪樵。西堂掃花行者、花道人とも自称した。清代の小説『紅楼夢』の著者曹雪芹の祖父で、詩をよくし、校勘に通じ、『楝亭詩鈔』、『詞鈔』、『楝亭蔵書十二種』の者がある。
この墨は乙亥、つまり康熙三十四年(1695年)の製作で、清最初の監製御墨であり、現行しているものはきわめて少ない。出所:『北京博物院・清朝宮廷文化展』

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