考古用語辞典 A-Words

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名花十友墨     2008年07月01日(火)更新

名花十友墨
【和:「めいかじゅうゆうぼく
【中:「Ming hua shi you mo
明・清|彫刻・書画>名花十友墨

汪節菴
一式十笏
清 乾隆年間 
長10.7cm 幅4.4cm 厚1cm
北京故宮博物院蔵
  名花十友墨は十笏一式、長方形で、明の方于魯墨を模倣したものである。各墨とも表に名花一種を描き、 名を題している。桂花を「僊友」、菊花とを「佳友」、梅花を「清友」、蓮花を「浮友」、海棠花を「名友」、酴醿(ぼたんいばら)を「韻友」、茉莉花を「雅友」、沈丁花を「殊友」、薝蔔(くちなし)を「禅友」、芍薬を「艶友」と題し、花には金を塗っている。裏はすべて陰文で、「名花十友」の四字を墳金し、楷、行、隷、篆の四書体を使っている。左側には陽文の楷書で、「歙汪節菴倣製」とある。
名友塁 浮友墨 清友墨 住友墨 艶友墨 禅友墨 僊友墨 殊友墨 雅友墨 韻友墨。出所:『北京博物院・清朝宮廷文化展』

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