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加彩馬(4駆) 2008年07月13日(日)更新
高44-53
陝西省西安市陝棉十廠唐墓出土
唐時代・8世紀
陝西省考古研究所
堂々とした体格の4頭の馬が思い思いの姿勢をとっている。首の後ろに溝があり、尾の位置に円孔があることから、当初は別の材質のたてがみと尾が植えられていたと考えられる。本来は灰陶加彩で別に作られた鞍を背に乗せていた。全体に白色を塗り、赤紫や黒などの彩色が加えられている。銅錆のような緑色の付着物がみられることから、当初は銅製の飾りが付けられていたのかもしれない。高い気品と生き生きとした表情とが見事に写し取られている。1996年に陝西省西安西郊の陝棉十廠西紡一村15号楼墓葬M7から出土した。この墓は大量の俑のほか、舞楽図をはじめとする壁画が発見されたことで知られる。出所:『遣唐使と唐の美術』
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