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竹簡 2008年07月24日(木)更新
長34.4~69.6cm
竹を割り削り整えて、これに墨で文字を書いたもので、紙が発明される以前の文書の一つの形態である。通常、これを紐で綴じて文書とする。残っている縄の痕跡は文字に被さっていないことから、竹を紐で綴ったのちに文字を書いたものと思われる。字体はすでに出土している戦国時代の楚の竹簡の文字と同じである。主に葬儀に用いられた馬車と武器・甲冑について記載している。
竹簡は計240枚出土した。整理された字数は6696年にのぼまる。内容上四つの類に分けられ、A類は葬儀に参列した車馬およびその兵器・装備を記したもの[1~121号簡]、B類は参列車に配備した甲冑(人甲・馬甲)を記したもの[122~141号簡]、C類は参列車をひく馬を記したもの[142~209号簡]、D類は馬や木製俑を記したもの等[210~215簡]で、A~Cの分類から外れたものである。出所:『曾侯乙墓』
特別展 日中国交正常化20周年記念
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