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漢代画像石 2008年10月19日(日)更新
【和:かんだいがぞうせき】 |
【中:Han dai hua xiang shi】 |
基本用語|秦・漢・三国>漢代画像石 |
漢代画像石は、中国の漢の時代(前漢晩期~後漢末)に、王族や貴族の墓室の装飾に使われた石のレリーフです。漢代画像石の絵にはそれぞれある意味があり、鑑賞に用いられる芸術品でもあります。
画像石が表現している内容は様々ありますが、大きく2種類に分けられます。一つは現実の社会生活を描いたもので、車騎出行(馬車や馬でのドライブ)、馳逐田狩(狩猟)、歌舞宴楽(パーティの様子)など当時の生活風習が表現されています。二つめは精神世界を表すもので、伝説や神話物語、吉兆降邪(お払い)、羽化登仙などをテーマにしたものです。
中国南陽市では、市内にある漢代画像石を保存・展示するために、1958年に武候祠に隣接して、この漢画館を建設しました。漢代画像石の収蔵量は1,200点余りで、その内180点余りを常設展示しています。出所:「黄河文明展」
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