考古用語辞典 A-Words

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石造道教像  2008年10月29日(水)更新

石造道教像
【和:せきぞうどうきょうぞう
【中:Shi zao dao jia xiang
隋・唐・五代|彫刻・書画|石器・ガラス>石造道教像


(「開皇三年」銘)
隋時代
高48cm 幅17cm
1958年陝西省彬県出土
陝西省博物館
 蓮花と火焔をあしらう身光を背にした道教像.道士の冠をかぶり,長衣を着て,腰帯をしめる。右手に麈尾を持ち,安坐する.台座は方形で,正面に足を上げて戯れあう2匹の獣,その問に博山炉がある.残りの3面に願文が刻まれる。年紀は「開皇三年」(583年)とあり,あわせて願文とこの造像を刻した人の名を記する.全体に紅・白・藍・緑・黒の色を塗る.色彩の鮮やかさは元のままである。出所:「黄河文明展」

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