慶応三(一八六七)年のパリ万国博覧会に出掛けた東京の薬品問屋が持ち帰った酸化コバルト青で、明治三(一八七〇)年に、ドイツ人ワグネルによって実用化された顔料。鮮やかで安価なこのコバルトは、ドイツの首都ベロリン(ベルリン)の名をとってベロ藍と呼ばれた。出所:骨董の知識百科 関連用語:
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