考古用語辞典 A-Words

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三彩鴛鴦形水注 2008年12月15日更新

三彩鴛鴦形水注
【和:さんさいえんおうがたすいちゅう
【中:San cai yuan yang xing shu zhu
宋・遼・金・元|陶磁器|>三彩鴛鴦形水注


高20.1,長24.6,口径8.4,底9.2cm
1977年内蒙古昭鳥達盟赤峰県王家店遼墓出土
全体の造型は水に浮かぶ鴛鴦。鴛鴦の背にラッパ状の五瓣花形の口があり,口の後部と尾部がつながって弧形の柄になっている。頭部は上にあがり,喙はうつろで注ぎ口になっている。腹下に釉を施していない仮圏足がある。羽翼の筋目ははっきりとあらわされ,黄緑の釉色が交互に施されて,非常に絢爛である。腹下は蓮の花らしく,水に浮かぶ鴛鴦の美しく,静かな表情姿態を表わしている。出所:中国内蒙古北方騎馬民族文物展
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