考古用語辞典 A-Words

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西湖 2008年12月23日更新

西湖
【和:せいこ
【中:Xi hu
面白テーマ|中国の庭園|>西湖

杭州は美しい西湖の風光で内外によく知られている。西湖は西子湖とも呼ばれている。杭州市の西にあり、三方は山に囲まれ、 一方は水に臨み、面積は6.03k㎡。西湖には白堤と蘇堤の2堤があり、それによって里湖、外湖、岳湖、西里湖、小南湖の5部分に分けられている。西湖には景勝が多く、昔からの「銭塘十景」、「西湖十八景」のほかに、南宋時代に定められた「西湖十景」と1985年に評定された「新西湖十景」が最も有名。みどころは1湖、2峰、3泉、4寺、5山、6園、7洞、8墓、9渓、10景。
湖中に孤山、小瀛洲、湖心亭、阮公墩の4島が浮かんでいる。西湖を中心とする広さ60k㎡の庭園風景区に、主なみどころが40余力所、重点文化古跡が30余力所ある。湖の周りに緑の山々が重なりあい、草花・樹木が生い茂り、峰、岩、洞窟、谷があり、泉、池、渓流が美しく、楼、閣、亭、宝塔、石窟が点在し、まるで世の仙境のよう。西湖十景は毎年多くの内外観光客を引きつけている。西湖は完壁な自然の山水庭園と言える。昔から、西湖の美しい景色に頼って、湖中の島と湖畔に亭、台、楼、閣や「園の中の園」が多く建てられ、開放的な古典庭園の配置が形成され、庭園と西湖の景色が輝然一体となり、中国の古典庭園の粋を失わず、また江南のその他の私家庭園と異なる風格をもそなえている。
○三潭印月
三潭印月は西湖3島の一つの「小瀛洲」の近くにある。800余年前に建てられた三つの高さ2mの石塔は三潭印月の主要景観である。塔の中が空っぽで、球面体の上に等距離に5つの丸い孔が並び、明月の夜になると、薄い紙で孔に貼り、塔の中で灯りを点し、孔の影が湖面に映り、多くの月が見える。本当の月の影と孔の影が見分けなくなり、夜景が美しいことから、「三潭印月」と名づけられた。
○曲院風荷
曲院風荷は西湖の西側、岳飛廟の前にある。敷地面積は28.4万㎡。素園、風園、曲院、岳湖、密林、郭荘古園など6景観区がある。湖の畔に建てられた古めかしい廊、軒、亭、閣と雲やハスの花が相映えあっている。2.6万㎡のハス畑にベニハス、ビャクレン、同じ茎に咲いたハスなどのさまざまなハスが植えられている。
□観光サービス
交通:遊1、遊2、遊3、遊4路のバスを利用。
電話:86571-87179603
開放時間:24時間
□アドバイス
杭州は交通の便がよく、鉄道は杭州に城駅と東駅の2駅があり、上海=杭州、杭州=株州、安徽宣城=杭州、杭州=寧波などの鉄道が杭州と中国各地を結ぶ鉄道主要幹線となっている。道路は杭滬、杭南、杭寧、杭金衢高速道路、104国道、320国道、省道、都市環状道路の道路網が構成されている。航空路は蕭山国際空港が新規建設され、市中心から27km離れたところにある。また、蘇州、無錫、周庄行きの水上航路が開通している。出所:中国の庭園
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