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豆彩葡萄文高足杯 2009年1月1日更新
【和:とうさいぶどうもんこうそくはい】 |
【中:Dou cai pu tao wen gao zu bei】 |
明・清|陶磁器|>豆彩葡萄文高足杯 |
「大明成化年製」銘
景徳鎮窯
明時代・成化(146う~87)
高さ:6.8 cm
口縁部はわずかに端反りし、器腹が浅く湾曲した杯を、裾部が広がった円柱形の高足にのせた杯。馬上杯とも称される器形の酒杯。きめの細かい上質の磁胎に、なめらかな高火度焼成の透明釉がかかり、豆彩(闘彩)の手法により葡萄唐草文が描かれ、青花で輪郭をひいた釉上に葡萄の房と葉を清涼な発色の紫と緑の蔓を黄色の上絵具で彩ってある。足内に青花で大文字の成化銘が横書きで記されている。成化豆彩は景徳鎮官窯のなかでも最も優美で、洗練された作品と評価されている。この杯のように成化豆彩は小品に限られ、精選された磁胎と釉薬を用いて作られた、薄手で精巧な作りの作品ばかりである。萄萄唐草文は唐時代の文様によくみられ、元時代の青花でも用いられている。出所:中国陶磁の至宝-デイヴィッド・コレクション
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