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ロータス城塞(パキスタン世界遺産) 2009年3月27日更新

ロータス城塞(パキスタン世界遺産)

【和:ロータスじょうさい
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ロータス城塞(パキスタン世界遺産)

ロータス城塞はジェーラム川の支流力ハーン川に,沿って延々と築かれた砦である。ムガール帝国の第2代フマユーン帝をインドから追放し、一時的にデリーを支配したスール朝のシェール・シャーが1541年に建設した.城塞は世界最大級の岩塩鉱山を擁するソルトレンジ(塩の山脈)の上にあり、当時のスール朝の北の守りであったことがうかがえる。フマユーン帝は1555年、スール朝の混乱に乗じ、これを討ちムガール帝国を復活させた。
ソフレトレンジは南のインドと北の中央アジアを隔てる境界であった。ロータスは中央アジア騎馬民族の侵入を防ぐための重要な軍事的拠点で、そこにつくられたロータス城塞は堅固な城壁を誇り、幾多の攻撃にも落ちることなく、ほとんど壊されずに現在にその姿をとどめている。城塞を守るように張りめぐらされ、いくつかの門が設けられたこの城壁は、周囲4km以上にもおよぶ。ロータス城塞はまた、キラ・ロータスとも呼ばれ、中央アジアや南アジアにおける初期のイスラム軍事建造物として注目されている.出所:世界遺産の旅
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