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ビエルタンと要塞教会(ルーマニア世界遺産) 2009年5月8日更新
【和:ビエルタンとようさいきょうかい】 |
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オスマン・トルコ軍がブルガリアをは侵略し、北へと勢力拡大を始めた頃、その侵攻を防ぐために多くの都市が要塞化された。ルーマニアのほぼ中央に位置するビエルタンでは、防壁が都市全体ではなく、教会の周りにだけめぐらされた。
最初の防壁の建造は1468年に始まり、完成すると、第2の城壁がめぐらされ、17世紀にはとうとう3重防壁となった。要塞化された教会の聖母に捧げられた祭壇は、色彩豊かな装飾版で飾られている。ゴシック様式の教会の近くには、いくつかの食料倉庫が建てられ、食料の備蓄をして籠城戦にも耐えられるようにしていた。教会と食料倉庫の間には抜け道がつくられ、不意の攻撃にも対応できるようにしてあった。
幸運にも、山あいのビエルタンにはオスマン・トルコ軍の攻撃はなく、そのため教会だけでなく、人びとの住居なども、破壊されることなく、現在までその姿をとどめている。出所:世界遺産の旅
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