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サフランボル市街(トルコ世界遺産) 2009年5月12日更新
【和:サフランボルしがい】 |
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起伏なす丘に広がるサフランボルの町は、その家並みの美しさで有名だ。細いミナレットを持つモスクを中心に、禄の木立の中に独特のカラフルな民家が並ぶ。日本人に親しみを与えてくれる木造の家だ。 1階部分は斜面に対応した石造りで、倉庫や家畜小屋。その上に木材の骨組みをのせ、間に石や土などを詰めて壁にしてある。階上の木造部分が居住空間で、男性と女性の部屋は別々。階下より広くつくられており、家の上部が道路に張り出す格好になっている。イスラム世界で一般的な中庭形式(内側に開けた居住空間)ではなく、広い窓から外の眺望が楽しめる。実は、これがトルコの技も伝統的な民家、たまたま奥まった谷あいにあり、国内でも珍しく近代化を逃れたのだ。トルコ人はもともと中央アジアの騎馬民族、この自然と融合した開放的な建築は、祖先からの遊牧民的な性格を繁栄しているのだろう。
この町は14~17世紀のオスマン・トルコ時代には、シルクロードの中継地として非常に栄えた町で、当時のキャラバン・サライ跡も残っている。出所:世界遺産の旅
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