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鹿紋瓦当 2009年8月31日更新
秦時代
径13.5cm 重0.51kg
1959年咸陽博物館収集
咸陽博物館蔵
瓦当は中国古代の代表的建築材料の一つである。動・植物文や文字で装飾するものが多い。瓦は前面に瓦当面がつき、その後方に丸瓦を連ねて焼成する。瓦当は軒先をおおい、防腐・装飾として実用的価値がきわめて高い。
秦の瓦当は動物の図案で装飾したものが多い。鹿文はその中でもよくみられる題材の一つである。 鹿は音が「禄」と同じなので、古人は吉祥の象徴としていた。 この瓦当の図案には、1匹の疾駆している小鹿の機敏さと、生気はつらつとした愛らしさがあらわれている。出所:中国陝西省文物展悠久の遺産1987
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