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李寿墓誌銘(拓本) 2009年9月5日更新

李寿墓誌銘(拓本)

【和:りじゅぼしめい
【中:Li shou mu zhi ming
隋・唐・五代|彫刻・書画|>李寿墓誌銘(拓本)

唐時代
長166cm 幅96cm
1973年陝西省三原県李寿墓出土
陝西省博物館蔵
 李寿(577-630年)、字は神通、唐の高祖李淵の父方の従弟である。開府儀同三司、上柱国、淮安王に任じられ、唐建国の戦いに武功があり、死後献陵に陪葬された。墓誌は、獣首亀身形を呈し、4足が長方形の台座に居座り、墓誌は亀の背の蓋の裏にあり、蓋の銘は篆書で「大唐故司空公上柱国淮安靖王墓誌銘」という16字が刻まれる。墓誌には、李寿の生前の事跡が楷書で刻まれている。筆画がはっきりしていて秀麗であり、誌銘の辺りには亀甲・連珠・蔓草などの文様もある。亀は唐時代において長寿と高い位を象徴した。亀形につくられた墓誌は、これ以前にはただ1例が発見されているだけで、しかも現在すでに失われてしまっているので、この亀形墓誌はいっそう貴重なものとなっている。出所:中国陝西省文物展悠久の遺産1987
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